なぜρHVをみるか?

多分、「組み込み型の対流雲では融解層が見える」というレベルでは新しい情報がない
時間分解能が高いので、層状性・対流性が入れ替わっているということが大切
┌・従来のBB
|←ひかく
└・ρHVで判断したBB−−ρHVで判断する利点−−強度であまり変わらない。。

振動している、というのが大切かも。空間分布図を見ると良い。⇒7/24と7/26の違いが明確でない。降雨域が前者は狭い(帯状)、後者は広い。雨量強度は後者の方が小さい。7/24黄色(10-20mm/h)の次、オレンジ(20-50mm/h)の凡例がまとまっている。7/26オレンジの凡例もあるがまばら。
まず、全体のBBの特徴を整理してから

最初の試みからの期待。
・dBZで判断した場合は明確ではないが、ρHVで判断した場合は融解層が定義できる。
・dBZでBBが明確でない場合、ρHVでBBを定義すると、融解層(たとえば0.96未満で定義)が長い。
・これは、従来のBB形成に有効な融解中の大粒子が(上昇流によって上層へ運ばれるから?or分裂によってZが小さくなってしまうから?or Shed効果によって液体の水が分離してしまうから?etc,etc,,)


期間の後半では0℃高度より上にエコーが多くなり、結果としてBBが明確になっている場合が多い。

地上で降水強度が大きい場合に、A.BBが明確でなくなる場合とB.BBが大きく(Zの極大域が広く)なる場合がある。