背の低い雲を見る理由

1.降水形成過程が面白い

おそらく温かい雨のプロセスで雨滴が形成されていると思われるが、どのようにして雨滴になるのか不明。海洋性の雲の場合は雲粒が大きいので併合過程に都合が良いと言われる。東京で背の低い雲ができる場合は、海洋性の粒径が大きい雲(海から侵入している雲、低気圧の通過後凝結核が少ない状況で発生した雲であることが考えられる。

2.地上降水量に寄与する

地表付近にある雲はおそらく大きな雨を降らせるシステムとは異なるが、主な雨を降らせる雲の降水量を増やす働きをしていると考えられる。