O先生面談

6/12'13
○事務
・管理については、一応承諾を得た。
○データ整理について
・弱い雨については、年降水への寄与を整理するとよい。
何㎜より弱い、の定義は重要
平年と豪雨年で比較するとよい。
雨量で見た時のメディアンが何㎜かという観点は興味深い。
○減衰補正
・減衰補正については、補正量があまりに大きい時には、エコートップとして使えない、という判断をするべき。
・BBより上は、雪なので弱い。見えていないので補正できない、という判断を加える。
・6㎞先では、距離補正との兼ね合いを考慮する。
・スペクトルの分散を加える、という観点は興味深い。
・すべて6000m超では、解析の意味が低いのではないか?
・カナダの観測結果では、低い雲が多く出現しているように見える。
・遅くD論を出す人はレベルが低いと恥ずかしいかも。

□自分へのメモ:
・降水量の頻度解析−メディアンを調べる
・エコー頂の解析
・TH図を描画し、パターン分けを行う。
・2010年12月はデータがおかしい?

こういったメモは、帰りの車内で作るべき。
ただ、やめるというのは最悪の選択。
現時点で、最良の結果はH25年度学位取得。
次善の策として効果的と思えるのは、H26年度博士課程入学。
ただし、最長1年。
さらには、気象研究ノートを執筆するという目標がある。

5/1'13
○減衰補正について
もっともらしいと思えるような説明を作る。
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8/27'12
○ラボミーティング発表;反省点
・30分話せる内容があるのはよいこと。なるべく早く提出できるように頑張るO先生
・融解層を見つけることがどういう意味があるか?K雄先生
−観測値を用いて評価できる範囲が広がる【きちんと説明できていない】
・対流性降雨に対しても可能か?
−対流性降雨では融解層を見つけることは難しい。
・レーダ雨量が極端に小さいのは減衰が大きいからか?S先生
−減衰補正を実施していないので、その通り。
★発表中はきちんとした文章が出てこない。プレゼンの方法を改善しよう。
☆とにかくやりきったことは評価できる。
★プレッシャーに負けた点は改善。時間があるのにできなかった点を見直す。
★スライドショーの記録を消去する方法を確認する。
★プレゼンの後半で発表が崩壊しているのを戻す工夫が必要。簡単なスライドを用意。

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7/5'12
〇論文
「ブライトバンドが最初に用いられた文献」という記述は面白い。
図9は1:1の線を入れると明らかによくなっている。
相関係数が有意かどうかの指標を入れる。5%の有意水準でどうなったか。
【βがほぼ一定で、Bが高度差によって大きくなる】
〇レジメ
D③:精度は多少なりともよくなる、ということが示せればよい(おおきな向上は期待できない)
【次の課題はZDRの観測精度向上、という発言に対して】位相は乱れにくい。強度には誤差が乗りやすい
レビューではRHIとPPIの図を入れる
読んでメモをしておくとよい
技術革新の視点を入れるのは面白い
・デジタル処理(MTIなど)
・測器の精度など
〇メモ
構造はモデル化できていない
粒子の振る舞いを概念的なモデルに入れる
強度とブライトバンドの関係は調べられていない【?】
・単にZ幅を用いる場合は、小粒子のみを対象とすることとなる
パルスはある程度広がりを持ったものである。したがって、あるパルスと隣のパルスの比較は意味がない。
ランダムな分布を考え、あるパルスで見えている融解中の大粒子が見えたり見えなかったりすることが大きく寄与している。
混ざっていることが重要。一個の粒子で説明するのはよくない。
ビームの広がり、パルスの(走査の)速度を考慮する必要がある。@7/12'12
【メモ】PMLの下端がRMLより下方にあるのは、その領域で併合・分裂が卓越しHとVの相関が低い状況が続くと考えれられる。
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6/11'12
1)雲の判定には地上判定での分類を指標に、ch1、ch2の散布図を作成する。
学会発表ではなく、論文を目指すこと。
発表したら論文にするという気構えで。
〇あまりにランダムだと相関はかえってよくなる(あまり悪くならない)ということを考慮してモデル化する。


★モデルの考え
雪粒子は円盤でよい。厚さは真横以外考慮しない。
粒径分布はMP分布などで与える。
一個の大粒子が相関を決める。>降水強度が大きくなって大粒子が複数個ある状況では、相関係数がそれほど小さくならない。
☆Dmは相関が低い。Bやβを見ること。

反省点;提出物にはページを入れる。
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5/8'12
☆水水向け
◎イントロを厚く。融解層について知見を整理する。
・これまではどのように考えられていたか?「雪が融けて雨になる」というのは以前から考えられていたか?
・レーダの融解層(ブライトバンド)は何で決まるか?
・降水強度と融解層の関係は見えないか?
・1930年代の考えはどのようであったか?
・誰が最初に見つけたのか?
・蘊蓄を語る。
・既往検討を調べたうえで、関東での季節進行や分布を語る。
・融解層(ブライトバンド)の性質・博物誌
・地上とレーダを比較するのであれば時間ずれを考慮したほうがよい。
・『融解層の厚さは何で決まるか』
・ドップラスペクトルではどのように見えるか?
・Bとβの関係は何で決まるか?粒径分布だけ(Dmだけ)では決まらない。Dm/Rrのような、正規化した値(無次元化)が必要。
・B、βと層厚の関係、粒径分布のタイプ(MP【指数分布】、ガンマ分布)と偏波パラメータの関係。
・精度向上は次の段階。
・B、βを、例えば1時間ごとに回帰的に求めておき、BとβとBBの層厚や強度との関係を調べる。

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2/16'12S先生と
☆水水
・ρhvについて。融解層で極小となる理由についてきちんと説明すること
・レーダのパルスは1km程度の空間を参照している。次のパルスとの違いで相関係数が落ちるのはなぜか?
・ひとつの粒子が異質である、というでは十分でない。次の時間(観測した瞬間)、異なる状態になっていることが必要。
⇒乱流の強さ、変化を評価しているのではないか。
■上空で低いρhvが融解層に近づくにつれて1に近づくのはなぜか。粒子数が増える、ということよりも、凝集で粒子が球形に近づく、という説明ができれば興味深い。
・90度観測ではρhvの落ちはどうであったか?机上検討では横から見る場合に比べ、相関を減らす効果(扁平度)がない分、横から見るに比べて落ちが小さいのではないか。
・レンジ方向に20km程度同じ、というのであれば動径方向に20km平均するのが良い。
・複数仰角を用いた解析も実施すること。⇒複数仰角を用いても結果はあまり変わらない、ということが示せれば単一仰角を用いていも良い。
★SOLA
すぐに参照可能としておくこと
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1/12'12
☆水水向け
:既往研究をしっかりと記述
・RMLとPMLのまとめでよい
:結論をきちんとまとめる。何に使える(有効)か
>まとまったらS先生へ相談。
☆降雪量とダム流入量について
・経験係数がいくつかのダムで変化しない、ということがわかれば渇水対策として有効
・夏休みについて。F先生から、ある年の大雨が休みを消しているだろう、という指摘があれば確認しておくこと
☆D①について
・まず、上空のエコーと地上のエコーの関係について確認することが必要。
・全データではないかもしれないが、BB高度を加えることで関係が見えてくる、とか、層状性の雲に限定すると関係がある、といった傾向を調べる。
・高度は3km4km5kmの3通りくらいでよい。
☆D③
・融解層の中の降水量を、雨と雪で内挿するのであれば、雨の値を引用すればよい。
・BB内のZR解析を行いたい、ということであればそのように記載する。
★注意
・できない目標を立てて破るよりきちんと実施すること
(新しい順に記載)1/13'12

                                  • -

CとXの合成について特徴を出すこと。
CとXの合成手法をまとめる。
・Cの時間外挿
・Cの空間内挿
・Xはどこまで使えるか?(低仰角、高仰角)
・Cのキャリブをどのように実施するか?
迷ったら正攻法で進める。
採用される・されないは外的要因に左右される場合があるが、手法に価値があるということが大切。
・融解層の判別を使うこと


7/27'11
反省点
・資料はいくつかの項目に分かれており、直前に修正はできないので、項目ごとに完成させておくようにする。
・論文ごとに進捗を記載すること。進捗ゼロがないように。
・合成のポイント
・・減衰補正
・・上空と下層の時間ずれ−時系列を示すこと
・・MRRで観測した粒径分布の妥当性の検証


9/2'11
・関東は夕方に多い
・四国は海に近いことにより違いがある。
・TRMM-PRで雲のタイプを判定した例がある。

9/28'11
XMPの使い方(融解層観測に対してはこうあるべき)ということを提案する。
・見えている仰角、見えていない仰角を整理。
・次回締め切りを、後のほうを選択したのは反省点。
台風15号については、大粒子の存在を確認。全体に多いのか、小粒子が少ないのか確認のこと。

Dメモ@10/27'11
融解層の特徴について
1.気候値
MRRを用いた解析5年分:JASを目指す
2.XMPでの特徴
水水:できるだけ早く
3.合成手法;仰角間合成でもよい。
#粒径分布で合成する
案1:仰角間合成がスムーズになる。Cの仰角間合成
案2:Xの合成:見えていないところを推定(Xで閉じる)
案3:Cの融解層観測(レーアメで可能では?)←?:雪のところは補正係数で補正する?@11/10'11
案4:雪の定量観測(難易度が高い)に対して、融解層高度がわかれば、使えるところと使えないところが判断できる。←この場合気温情報にあまり頼ってはいけない。@11/14'11
#11/17'11
見えないところを推定する。反対側から観測しているので、手法を確認できるということもある。

12/10'11
・BBの'強さ'と地上降水量の関係は興味深い。
・観測が5分毎であれば、解析も5分毎が望ましい。
・8から10月だけでも良いので5分の解析を実施する。
・0度高度を推定するのが難しいのであれば、館野の±3時間でのみ解析する、という手法もありえる。@1/8'12